医療事務未経験で診療報酬請求事務能力認定試験に独学で合格する方法

      2016/09/25

診療報酬請求事務能力認定試験は独学でも合格できるのか?と考えいろいろと調べてみました。

広い範囲からの出題、未経験者には難しい入院レセプト作成など合格へのハードルが高い試験です。ただし、選抜試験のように『上位○○点以上の人が合格』との試験ではありません。一般的には『学科』『外来レセプト』『入院レセプト』の各項目で回答の正解率70%以上程度が合格ラインと言われます。

診療報酬請求事務能力認定試験 独学

正解率70%以上というのは、相当に高いレベルです。ですが、行政書士試験の様に、単に正確な知識を抱負に持っているだけでは、答えられないような回答が要求される『記述式回答』は求められません。

 

なので、コツコツとテキストと問題集を繰り返し解くことで『独学でも合格が十分可能』と考えます。この記事では『診療報酬請求事務能力認定試験の独学での勉強方法』の一例をまとめ形式でご紹介します。

 

医療事務の資格は100件近くあると言われています。ただし、実際に評価を得ることができる資格はごくわずかです。その、ごくわずかな資格の中で最も評価が高い資格試験が『診療報酬請求事務能力認定試験』です。

 

ただ、評価が高い反面、『合格率は低い』のが現実です。

 

いろいろとある他の医療事務資格の合格率は60%~70%程度です。ですが診療報酬請求事務能力認定試験の平均合格率は30%程度となっています。合格率を比べると、その難度の差は歴然です。

 

しかし、その難度ゆえに診療報酬請求事務能力認定試験の合格は評価される医療事務の資格となっています。ちなみに、あるアンケートとによると、求人を募集する際に『ぜひ必要と有れば尚可』を合わせると70%に近い潜在的な要求もあると結果がでています。

 

評価は高いけれども難易度も高い、診療報酬請求事務能力認定試験。独学で合格するためには、どんな勉強方法が良いのかを、資格試験合格の勉強方法本や各サイトと私の資格試験受験経験をまじえてまとめてみました。

 

資格試験独学

 

診療報酬請求事務能力認定試験の独学での勉強方法

勉強時間のスケジュールをたてる

あまり知られていないことですが、資格試験の勉強時間は合格率を目処にできます。例えば、診療報酬請求事務能力認定試験の合格率30%に近い合格率の資格には、日商簿記2級とかパソコンインストラクター1級があります。

 

これらの資格を取るために必要な勉強時間は300時間(約三ヶ月)と言われます。ですので、全く医療関係の知識がない場合には一段階難しい資格を取得するために必要な時間、500時間(1日約3時間)の勉強時間を確保できるようにすることです。

 

ただし、1日3時間は連続ではなくてもよいと思います、2時間連続+隙間時間とか。肝心なことは、どれだけ勉強に意識を向けているか、とのことです。通勤途中の電車の中でテキストを開くとか、

 

テキスト・問題集を揃える

資格試験を受けるにはテキストと過去問題集を揃えることは必須となります。一番良いのは、書店に行ってテキスト、問題集を見比べて比較し利用しやすい物を選ぶことです。

 

独学での資格試験勉強では、テキストの質が大事です。テキストは先生です。いろいろなテキストを読み比べて、広範囲をカバーして多少は読みづらいけれど深く内容を解説しているものを選びたいです。

 

ただし、最初に購入するテキストはあまりページ数の多いものを選ばないことです。若干薄めの厚さのものが『挫折しないで取り組みやすい』です。問題集はできるだけ多くの過去問題を集めた『過去問題集』が良いです。

診療事務報酬事務能力問題集

御参考に

初めて診療報酬試験のテキストや問題集を購入するなら『医療事務・診療報酬請求事務能力認定試験(医科)合格テキスト・問題集‐日本能率協会マネジメントセンター発行』が点数早見表も付いていて、試験勉強に取り組みやすいです。

 

二冊目は、医学通信社の『診療点数早見表』と『診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集』です。この医学通信社の参考書は色々なサイトでも推薦されています。また、口コミなどでも1番に推す声が多いです。

 

試験のためのテキストと問題集は、上記『本能率協会マネジメントセンター』と『医学通信社』のものを揃えれば十分です。

 

テキストを参考に問題集を繰り返す

診療報酬試験に限りませんが、資格試験合格するための勉強方法は過去問題集を繰り返し解くことです。これは『診療報酬請求事務能力認定試験』でも同じです。ひたすら、学科と実技(外来・入院レセプト作成)の問題を数こなします。

 

繰り返し問題を解くことで、必要な知識も自然と蓄積されます。ただし、全く知識がない状態で問題を解くことはできないです。と言うか、苦痛になります。

 

なので、まずは薄めのテキストを『ザクッ』と一通り読みます。その後で、問題集に取り組みます。

 

勉強方法のコツ

一冊のテキストは最低3回は繰り返し読み、問題集は最低5回は繰り返し解きたいです。

テキストを読む⇒演習問題を解く⇒間違っている回答例の間違い箇所を確認する。です。

 

例えば、以下の問は正しいでしょうか?

国民皆保険制度により、国民はすべて国民健康保険法の対象者になることが定められた。

 

答えは、正しく無いです。。正しくは『国民健康保険(国保)または被用者保険(社会保険)』となります。

 

この様に、テキストを読み演習問題を解き、間違っている点について正しい回答をできるようになることを目指します。わかりにくい日本語になってしまいました。つまり、こんな考え方です。

 

『国民はすべて国民健康保険法の対象者になることが定められた。』⇒『ちがうよ、国民健康保険(国保)または被用者保険(社会保険)の対象者』だよ。と。
偉そうな言い方に聞こえたらごめんなさい。でも診療報酬請求事務能力認定試験に限らず資格試験の勉強で大切なことは『なぜ正解なのか、間違っている点はどこで正しくはどうなのかを知る』ことを意識して問題を解くことにあります。

 

つまり、『なぜその答えは正しいのか?なぜその答えは間違えなのか?』を声に出して問題を解くことで、『キーワードに対しての知識』が頭で考えるよりも圧倒的に記憶されます。
最初は、テキストを読んでも『チンプンカンプン、何の意味か判らない・・・』ともなります(私、そうでした)。ただ、繰り返しテキストと問題を繰り返すことで自然と理解できるようになり記憶に残るようになります。なので、ムリに暗記しようとは思わずに淡々と問題を解くことが勉強を続けるコツです。

 

これを、『本能率協会マネジメントセンター』のテキストであれば最低2~3回繰り返します。

 

それで、『なんだか行けそう!』と思えれば、医学通信社の『診療点数早見表』と『診療報酬請求事務能力認定試験 受験対策と予想問題集』など厚い参考書と問題集と取り揃えます。

 

問題集を解きつつ、診療点数早見表などに見やすく必要なインデックスをつけ、試験の時の持ち込み資料ともします。

 

実技(レセプト作成)の勉強のコツ

言わずもがな、未経験者が診療報酬請求事務能力認定試験をクリアーするためには1番のハードルとなるのが、実技のレセプト作成です。特に入院レセは手術や麻酔等の難解な問題が多々あります。

 

実技試験は、正直『難しい』です。ですが、考え方を変えると取り組む気持ちが楽になります。それは試験勉強として『レセプトを作成する』との考え方から『レセプト作成の作業をする』との考えに切り替えると取り組み方へ気持ちが楽になります。

 

そして同じく、問題集をもとにレセプト作成の作業を繰り返しおこなうことで作成のための流れと実践力が身につくと思います。基本は『埋めるべきところを埋める』です。カルテに記載されている『処方・手術・処置等』に記載されているものが、項目別(外来で11~80、入院で~97)に振り分けます。

 

次に、それぞれ課題に書かれている人物状況(頭書き⇒患者さんの保険種類、年齢、性別、傷病など)と、項目別に振り分けた処方・手術・処置等を点数表にそってまとめていきます。実技もこれの繰り返しです。

 

手元の日本能率協会マネジメントセンター発行の合格テキスト・問題集では『基本診療料1初・再診』ページから詳しい算定ポイントが紹介されています。

 

診療報酬請求事務能力認定試験独学のコツまとめ

診療報酬請求事務能力認定試験の独学のコツのまとめです。

・問題に関する説明が、参考書のどこを調べるとよいかをすぐにひけるようにする。

診療報酬請求事務能力認定試験は出題範囲が幅広いです。それだからこそ参考テキストの持ち込みが許されています。なので問題集でキーワードとなる単語が記されれいるパージ毎にインデックスの貼り付け整理は不可欠です。

 

・メモ、マーカーを活用。丁寧なノートつくりは時間のムダだから極力避ける。

資格試験勉強を初めてされる方がやりがちなのが『マイ・ノート作り』です。でも、これ、時間の無駄です。ノートを作ると『いかにも勉強をしている』つもりになります。でも、どんなによく作ったマイ・ノートでも市販されているテキストにはかないません。必要な事はテキストにマーキングとメモが時間の無い独学者のコツです。

 

・時間に余裕を持つ

診療報酬請求事務能力認定試験は年2回、7月と12月です。現在、病院やクリニック努めていて『診療報酬請求事務能力認定試験』を受験するように言明されていないなら、勉強時間に余裕がもつことができます。自身の経験ですが、1年の勉強時間があると合格率30%台の資格試験でも十分合格ラインに達成できる知識の蓄積ができます。

 

診療報酬請求事務能力認定試験独学のテキスト

 

医療事務未経験で診療報酬請求事務能力認定試験に独学で合格する方法ーおわり。

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